一般的な田舎暮らしとは違って工業系田舎暮らしのロケーションは自給自足の山奥生活をイメージしたものではなく、過疎や限界集落、駅前シャッター通りなどの現代社会のさまざまな矛盾をかかえる地方都市をイメージしています。自然や地球環境を考えたスローなスタイルは変わりませんが、そのアプローチが異なります。 不況・デフレ・人口減少、建築物の廃屋化、高い失業率、家庭崩壊、犯罪など都市の荒廃による殺伐とした雰囲気が進行する中で、一般意思としてのリ・コンシャスの理念とそのスタイルに共感を持てる人的つながりや個人の自発的な参加がベースになって展開しています。かつて、仙台を大きく開いた伊達正宗は、天災、人災を考え、屋敷林（いぐね）から生け垣をはじめとするあらゆる植樹に、「食べられる事」を前提に施策にし、さらには家庭菜園を奨励し人々に求めたという。それが、1980年代にアメリカで、ニューアバニズムのエディブル・ランドスケープとして世界へ再提案されていく。ニューアーバニズムとは、効率化ばかりを求め巨大化する都市とは一線を画し、行政や市民同士が目が届くサイズのコンパクトシティ都市計画を指す。なかでも、エディブル・ランドスケープは、その名の通り「食べられる景観」を目指し、日常の食生活と有事の両方に有効な手だてとして、世界に少しづつ浸透している。また、ガウディのサグラダ・ファミリアの永遠の工事現場など、都市景観の発想を変えてみるだけでこれからの都市のスタイルが見えてくる。アーティスティックに魅せる工場・魅せる工事現場はなにより、 工業系田舎暮らしの提案により世界からアーツアンドクラフツの仲間達が集まって、まるで「モノづくりの国」「雑貨の国」で暮らすような、とても楽しい話だ。カダモ地区は行政による「パブリック」、民間市場による「プライベート」の領域に対して、「コモンズ」の領域と位置づけ、環境問題や社会貢献を共有化できる人々のコミュニティが基盤となって成立している。

インダストリアルの３Rを基本に家電・家具・家屋のリノベーションをアートの領域で展開していきます。また、食と住のスタイルに加えて定年リタイア後の終身就業における職のあり方も提案しています。こうした持続可能な食職住のコンプレックスなスタイルがミニチュア地球都市を創出しリージョナルにもグローバルにも貢献していきます。しかし、ひとえに田舎暮しと言ってもそのスタイルは様々。週末田舎暮らし、早期リタイア、定年起業... 数え切れないほどあります。 いろいろなきっかけがあると思いますが、それ以外にも今までと違ったスタイルで生きて行きたい。子供のとき青年のとき想い描いていた夢や理想に向かっていきてみたい。単純に誰かのために何か役に立つような生き方をしたい。といったような目標もあると思います。目指すスタイルはいろいろですが根底にあるのは素晴らしい生き方をしたい。この初めの気持ちを大切にして下さい。田舎暮らしを『夢』で終わらせない為に、しっかり着実に準備を進めて行きましょう。どのようなスタイルをとるかはあなた次第。大切なこれからの人生、じっくりと考えてください。

工業系田舎暮らし

とは？

The economic activities of the industry slow life

What is industry slow life ?

Industrial slow life in KADAMO region.

What would you like to do after you graduate from company.

Increasingly serious global environmental issues

Measures for building a sustainable society