働く人が見えない、
不思議な街を私たちはつくってきました。旧・門真団地
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本事業は、住宅に困窮する低所得者の居住の安定の確保のため行うものであり、昭和41・42 年度に建設された本住宅は、大半の住棟が耐震性の低い構造であるとともに、6割以上の住戸に浴室が無いことから、建替事業を実施する。これにより、耐震性の向上や屋内外のバリアフリー化、オープンスペースの確保など、良好な住宅及び住環境を整備する。第 1 期事業は、敷地に隣接する門真市の旧門真市立南小学校の跡地を、大阪府の旧門真南高校の跡地と交換することにより取得し、この用地を建設用地として活用して事業を実施する。
まちづくりの方向性
① 安全・安心で地域の活力と魅力向上のための住環境づくり
早期耐震化をめざすとともに、環境への配慮や地域の活力と魅力を向上させるまちづくりに寄与する土地利用を図り、定住環境を創出する。
1) 府営住宅の耐震化・バリアフリー化、環境配慮への取組みの推進
2) 府営住宅の建替え等による活用用地の創出
3) 低層住宅地との連続性に配慮した土地利用の誘導
② 周辺地域と連携した生活支援機能・防災機能等の導入
地域の高齢者や子育て世帯等の生活を支える生活支援機能や、公園の整備及び消防機能の再構築、商業・業務等の新たな都市機能の導入を図る。
1) 幼稚園・保育所等公共施設の整備
2) 北島地区のまちづくりと一体的に計画した土地利用
3) 第二京阪道路を活かした商業・業務等の新たな都市機能の導入
③ 地域の生活動線の改善など公共空間の充実
地域の生活動線の改善を図るため、従前の通行機能を確保しつつ、安全で快適な歩行者空間を整備するとともに、新たに整備を検討する公園も含め、東西をつなぐみどりのネットワークを形成できるよう、公共空間の充実を図る。
1) 地域の利便性と魅力を支える生活動線の整備
2) 市道岸和田守口線におけるバス停の整備
コンバージョンー現存ストックの用途転用
コンバージョンとは、既存のビルや商業施設、倉庫などを用途転換する手法で、海外では宮殿から美術館や工場・倉庫が集合住宅になったりしている例が多く、不良債権化したオフィスビルを安く買い取って付加価値の高い都心型住居として供給するビジネスも登場しており、広く普及した手法である。日本でも少子高齢化による児童減少で廃校となった小・中学校を、コミュニティ施設や高齢者向け福祉施設として転用したケースはあるが、しかし木造住宅が主流であった日本では構造の耐用年数などからスクラップ&ビルドにより住宅などは大量生産されてきており、既存ストックを用途転換するという発想や事例は海外に比較するといままで乏しかったといえる。
2029年完成までの中長期利用プラン。
アート&ミュージアムスクエアーな工事現場構想。
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