「創造住居 」とは。
文化住宅・廃屋・空家のスクラップ・アンド・ラブドによる疲弊地区の再生。
「創造住居 」とは。
文化住宅・廃屋・空家のスクラップ・アンド・ラブドによる疲弊地区の再生。
社会変革における「にわとりとたまご」。
カダモ地区は「志ある市場」の変革からのアプローチを展開します。
都市再生において疲弊地区の再生は最重要課題です。 一般的には「スクラップアンドビルド」で、再生しようとするときは、 結果的に、再開発地区から排除された人たちは、また別の疲弊地区をつくります。一般的には「スクラップアンドビルド」で、再生しようとするときは、「同じ場所、あるいはその近くの別の建物への再居住が適正家賃でかなうこと」という原則を導き出しています。しかし、カダモ都市再生は「スクラップ・アンド・ラヴド」。「改修して生かせる既存建物は活用する」。これが疲弊地区再生を支えている考え方です。広場のために建物を壊すという発想ではなく、老巧化した建物を大手ゼネコンに委ねるのではなく、自らのハンドメイドによるリノベーションやコンバージョンによりパブリックな創造住居にアップサイクルすることが、都市再生になり、雇用や産業につながることになります。当然、修復不可能で壊した場合でも、住んでいた人を同じ地区に再居住させるために細心の注意を払っています。修復した最寄の建物に再居住できるようにしたり、同地区に建替えでソーシャルハウジングをつくり、同じ家賃で再び住めるようにするなど、丁寧に手当てしていきます。
「疲弊地区に重点を置くこと」が都市再生の大きな考え方の1つです。もう一歩進めて疲弊地区の再生こそが公共意識の高いターゲットを誘致する最良の政策になる。とりあえずの実現のために住民の顔色を伺いながらバラ色の設計図を提示するようなやり方は結果的にその実現可能性を高めることにはなりません。ともかく、住民自らの都市再生の共通項は、連携・協働の重視です。NPOなどの市民組織と地方行政体が横方向の協働関係にこだわらない理念アンブレラによるオープン&フリーなネットワークで疲弊地区を再生させていくしくみが期待されています。主体的に動く市民に対し、都市再生向けの補助金を優先的に投入しています。 統合的なアプローチというのは、経済、社会、文化的な問題と、移民問題、それと環境問題、3つセットで回していくような、そうした形である1つの地区を再生していくという考え方です。
文化住宅とは関西地方で主に1950~60年代の高度経済成長期に建設された集合住宅の呼称。瓦葺きの2階建て木造集合住宅の関西特有の呼称。1-2階の繋がったメゾネット、あるいは各階に長屋状に住戸が並んだ風呂なしアパートを指す。文化住宅に入居する方々は、年金生活者、生活保護者、不安定雇用の方々が多いようです。平均的な年齢層は高く、入居者としての属性は良いとはいえません。門真市、大東市、守口市が大阪府の3大文化住宅地帯と言われてます。
駅前には大型のマンションなどもあるが少し離れると門真ならではのボロ木造住宅が密集する下町風景が現れる。潰れたお好み焼き屋が1階に入っているこの木造二階建てアパート、オンボロ具合が凄まじい。いわゆる「文化住宅」の走りであろうか。働く人が見えない、
不思議な街を私たちはつくってきました。
今、 日本をはじめ欧米先進国では、 路面型の商店街が衰退してきているが、 新たな試みで成功している例もあり、 商住一体の町家を現代に再生すべきだ。働きながら住み続ける人の多い街には、見かけの美しさや賑やかさでない、街全体が生きているという魅力がある。店を構えて住み続ける人の多い街では、顔馴染みの姿が毎日見えるだけで心強い。子どもは働く姿を見たり、手伝いをしながら成長する。職住近接型の街では、働く人の姿が見えるだけで街に活気がでるし、顔馴染みがいるだけで心強い。友達の家に遊びに行って店の手伝いをするのが楽しみだったという話のように、子どもは働いている人の姿を見ながら成長する。こんな街では、緊密なコミュニティが形成されており、 非常時に力を発揮するのは阪神大震災で証明済みだ。かつては商店街で、下では店をやりながら上で住んでいたということはよくありました。工場で住んでいるとか、パチンコ屋で住み込みで働いているとか、住居と職場とか、住居と趣味がもっと近接だったのが、どんどんどんどん分化していったという歴史が近代以降なのではないかと思います。カダモ地区には様々な建物がありますが、主に住宅をコンバージョンして店舗になった事例が見られ、それが街に結構良い雰囲気をつくっています。
古い住宅をコンバージョンする動きは、長屋などの古い住宅をギャラリーにしたり、雑貨屋さんにしたりといった形で見られます。街を歩いてみると、結構おしゃれな店がいっぱい出来ていて、こういうものはお金がかかってないということが良いし、手づくりでもあることが、とても良い雰囲気を街にもたらしていると言えます。
I. State of the Global Environment and Key Challenges
II. Becoming a Leading Environmental Nation for a Better World
III. Eight Strategies to Be Implemented as Priorities in the Next One to Two Years
ArTU
KADAMO
reD HOUSE Gallery
プラン づくりにスラムの住民が参加
社会的排除という表現は、イギリスやフランスで最近 よく使われるようになったが、アメリカでは「不利な条 件に置かれた人々(social disadvantaged)」という言葉 がつかわれる。その違いについては、ここでは触れないが、 どちらも社会的差別を受けてきたマイノリティの存在 が大きい。単に経済階層的にみて貧困であるという意味 ではない。世代を越え長年にわたって不利な状態におか れ、社会構造的に不利な状態から抜け出すことができな い人たちを意味する。 創造都市づくりは、これらの社会的に排除された人々 を包摂してゆくものでなくてはいけない。そうなると、 問われるのは、包摂(inclusion) の中身である。恩恵的・ 同情的な包摂、保護の客体として考慮されるのではなく、 社会的に排除された人々が創造都市の主体として登場 しなければならない。スラム地域の再開発では、プラン づくりにスラムの住民が参加し、意思決定に加わる必要 がある。野宿者問題の解決のためのさまざまなプランづ くりには、野宿者自身が参加する必要がある。
The art that is re-conscious gathers in KADAMO/JAPAN.
On earth what begins here?
2230
mohe
project
Human lights,Environment,Community,Public goods
BECOMING A LEADING ENVIRONMENTAL NATION
IN THE 21ST CENTURY:
JAPAN’S STRATEGY FOR A SUSTAINABLE SOCIETY
(Tentative Translation)
State of the Global Environment and Key Challenges
KDEP:Kadamo Development & Environment Program
Declaration of Miniature earth city