
『団地再生』では人が輝く都市の実現をめざして、その地域が培ってきた生活価値・文化を継承し「持続可能なまちづくり」に取り組んでいます。取組みにあたっては、地域及び団地の特性に応じ、お住まいの方や地方公共団体、民間事業者等のご協力を得ながら様々な手法を取り入れています。
門真団地は中国残留孤児受け入れ先であり、様々な移民問題が存在する

団地の南西の何軒かの棟は殆ど中国人が住んでいる。日本の入国システムの問題や、中国の腐敗した役人のおかげで、不法入国者も存在すると言われている。全ての外国人が問題を起こすわけではないが、外国人入居者の増加とともに、コミュニケーション不全によるトラブルも増加。「中国人住民が増えて、ゴミ捨てのルールを無視するので困っている」、「隣の東南アジア系住人の部屋の騒音が酷い。深夜なのに十何人も出入りして騒いでいる」などの声は多く聞かれた。
しかし、決してそのことによる治安問題が、発生していることはなく喉かでのんびりした街の雰囲気を醸し出している。だが、高齢化や貧困と複雑な問題が絡みあい、鶴見区の環状線高架下で行われる不法占拠の中国人朝市などの問題が発生している。結局、日本に来ても語学力の関係などで仕事もなく空き缶を拾う中国から来た人の姿はここら辺では珍しくなく、たまに、20代の若い男性も空き缶を集めしてたりしている場面にも遭遇する。殆ど報道されない複雑な問題が絡む場所。
大阪人でも知らない人が多いが門真団地はそういう場所なのだ。今後の行政の流れとしては、老朽化した門真団地は取り壊し中国人は他の団地への転居を予定しているようだ。

とりわけ企業城下町だった門真の地盤沈下は著しく、工業の海外シフトや不況の影響で地域経済は衰退、さらに当時の労働者移民が一斉に高齢者となり国保や生保といった福祉予算で首が回らず市政を圧迫し続けている。住人の多くは年金生活者。認知症の老人も多く、ボヤ騒ぎがしょっちゅう起きます。火にかけた鍋を忘れてしまうようなことならまだしも、階段の踊り場で枯れ葉で焚き火をした老人がいて、消防車が来る騒ぎになった。窓から生ゴミが投げ捨てられるのも日常茶飯事です。

まず、全国の団地における高齢化の状況を、
全国公団住宅自治会協議会が実施している「団
地の生活と住まいアンケート」結果から概観すると、60歳以上の割合は61.9%、うち65歳以上は49.5%、75歳以上の後期高齢者は18.3%である。1999年に実施された同調査では、65歳以上は23.9%であったことからみると、この10年間の高齢化は著しい。また、家族の人数構成は、「1人」が29.7%と、独居の割合が高い。国立社会保障人口問題研究所「日本の将来人口推計」(平成18年12月、中位推計)からみるわが国の65歳以上の割合は、2020年には29.2%、2030年には31.8%となることが推計されている。また、世帯主65歳以上に占める単独世帯の推計は、2020年には33.2%、2030年には37.7%となっており、現在の団地の人口構成や世帯構成が将来のわが国の状況を現すものであると考えることができよう。