I. State of the Global Environment and Key Challenges
II. Becoming a Leading Environmental Nation for a Better World
III. Eight Strategies to Be Implemented as Priorities in the Next One to Two Years
ArTU
KADAMO
reD HOUSE Gallery
The art that is re-conscious gathers in KADAMO/JAPAN.
On earth what begins here?
2230
mohe
project
Human lights,Environment,Community,Public goods
BECOMING A LEADING ENVIRONMENTAL NATION
IN THE 21ST CENTURY:
JAPAN’S STRATEGY FOR A SUSTAINABLE SOCIETY
(Tentative Translation)
カダモアート議定書
「スクラップ・アンド・ラブド」
はじめに
この議定書が、社会変革のうねりを促す芸術文化の基盤整備の指針となり、広く社会にポジティブな波紋を引き起こすことを期待しています。
今日の日本は、社会の課題解決のため必要とするサービスを自らの手で作り出し提供していく社会へと、変貌を遂げつつあります。その際、市民ひとりひとりの自発性に基づき、市民が相互に連携する方法として、創造層による活動への期待が高まり、注目されるようになってきました。そして、創造層が、行政組織や民間企業との協働を通じて、「新しい公共」を実現するための多彩なサービスを各地で展開しています。
1.芸術文化の取り組みにおいても市民自らが主役であること
2.社会における芸術文化の役割をとらえ直す必要があること
3.豊かな市民社会の創出に芸術文化が不可欠であること
4.「新しい公共」という社会変革の潮流において創造層が大きな力を発揮できること
1. 市民が主体的に芸術に参画する領域を拡大する
本格的な市民社会が到来しつつある今こそ、芸術文化の価値、意味を見つめ直し、芸術文化の本来の意義を再構築するため、創造層は、市民一人ひとりが芸術を創造的に使いこなし、芸術文化の創造に主体的に参画できる仕組みづくりに取り組みます。
近年各地で生み出され展開されてきたさまざまなアートプロジェクトを通じて、芸術は社会の課題解決と無縁でなく、「新しい公共」を実現する上でも大きな役割を果たすという認識が生み出され、その波動は徐々に社会へと浸透してきました。これからの社会において、その認識がさらに拡張されるには、市民が市民の視点から芸術文化を語り、芸術文化とは何かを捉え直し、市民が当事者となって主体的に芸術文化活動へ参画していくことが必要です。そのために、創造層は、市民ひとりひとりが芸術を創造的に使いこなしていくための仕組みづくりを担う必要があります。
2. 芸術文化こそ地域創造の切り札に
創造層は、人々のつぶやきを拾い、気づかざる価値に光を当てることによって、地域を変える創造力を喚起し、それを育んでいきます。そのため、企業や行政との連携・パートナーシップを強化し、芸術家(アーティスト)が地域創造の起爆剤や触媒の役割を果たすよう、多様な分野の組織や機関、そして市民との連携に取り組みます。
都市への人口流出による地域の過疎化、高齢化による自治組織の活動停滞などが深刻化する中、地域再生のために産業振興、観光振興に取り組む地域が増えています。その際、他の土地にはない魅力づくりに向けて、地域の資源を発掘し、価値を創造し、地域ブランドを確立することが必須となります。すでに、地域ブランド化に関する取り組みが各地で報告されるようになってきましたが、域外から根づいた市民が積極的に関与することで成功を導く事例もあれば、経済的な発展だけを追求する事例も見られます。それらの事例が示しているのは、地域ブランドを確立するためには、非営利活動による高い公益性に基づいた取り組みが不可欠だということです。
しかし、地域創造には、高い公益性だけでなく、関わる全ての人々に創造的な発想や考え方、仕事への創造的なアプローチが必要です。仕事への創造的なアプローチを通して、社会的・文化的背景や立場の異なる市民どうしの豊かな関係が生まれ、地域に新しい価値がもたらされます。
State of the Global Environment and Key Challenges
KDEP:Kadamo Development & Environment Program
Declaration of Miniature earth city